ご紹介しましょう。
このたび我が家に新しく仲間入りしたスキー板、伍号機。
SALOMON 1080 MOGUL。通称「白テン」。
10年ほど前に一世を風靡したモーグル板のベストセラーです。
なぜこの板が私の手元にあるか……。
実は……。
私のじゃありません。
今度いっしょにスキーに行く友人のモーグル女子から預かっているのです。伍号機っていうのは真っ赤なウソ!
預かったというか、なかば強引に私の家に送らせたものです。
年に一度、私たちの仲間内のレジャースキーでしかスキーをしない彼女は、長野の実家から板を宿に送らせ、スキーが済むと宿から実家に板を送り返してしまいます。なのでこのすてきな板は一年中、手入れというものをまったくされないままなのです。
それを見て心を痛めた私は「宿じゃなくて俺んちに送れ。せめてワックスくらいは入れるから」と無理やり板の送り先を私の家にさせたのでした。
板の汚れはひどいもので、クリーニングワックスを二度かけても汚れが落ちきれないほどでした。ワックスリムーバーで洗ったほうがいいレベルだとは思いましたが私はリムーバーを持っていませんでした。中性洗剤とタワシでごしごし洗えばよかったかな。
ともかく、オイルストーンでエッジを磨き、クリーニング2発、ベース1発、トップ(高フッ素)1発かけて入念にスクレーピングとブラッシングをほどこし、まあまあそこらのレンタルスキーよりかはましな状態にまで仕上げておきました。
これで楽しく滑ってもらえたらいいな。
ところで、私のブログを熱心に読んでくださっている方なら
「あれ? 次は四号機じゃね?」
と思ったかもしれません。
鋭い。
初号機が Fischer Progressor 7+、弐号機が Blizzard G-Force ULTRA SONIC、参号機が K2 Iron Maiden。四号機がこのブログに登場したことはありません。
実は四号機はすでに手元にあるのです。新品で購入されましたが一度もゲレンデに出ることなく今も私の部屋に死蔵されております。いずれこのまま人手に渡るでしょう。これには悲しいストーリーがあるのですが、このブログで公表されることはたぶん永遠にありません。
ちなみに、本当の伍号機はもしかしたら
おっと誰か来たようだ